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Date: Wed, 10 Feb 1999 12:05:49 +0900
To: Iwaishi-Hidekazu <hidekazu@dandan.gr.jp>
Subject: だんだんネット設立総会 お祝いメッセージ

岩石様

お祝いのメッセージを送ります。
皆様によろしくお伝え下さい。

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岩石さんをはじめ、大社町の皆様、「だんだんネット」の開設おめでとうござ
います。
 今日は、私も広島からお祝いにかけつけるつもりだったのですが、体調を崩
してしまい、そちらに行くことができません。以前からお約束していたのに行
けなくなり、申し訳ありません。代りに、電子メールでお祝いの言葉を述べさ
せていただきます。

 まず申し上げたいのは、「だんだんネット」は次の2つの意味で画期的なも
のであるということです。
 ひとつは、地域内の閉じた電話だけのネットワークであった有線放送電話が、
インターネットにつながり、今のマルチメディアの時代にあっても、活用でき
ることが実証されることです。かつて、電話の普及が遅れた地域で発達した
「有線」が、現在では、高度な通信基盤として地域の振興に大きな役割を果た
すかもしれません。現在では、「有線」のメタル回線で光ファバー並みの高速
通信ができるxDSLという技術が開発されていて、長野県の伊那市や上田市で実
証実験が行われ、有効性が実証されているところです。将来的にこのような可
能性も持ったものであるということです。
 もうひとつは、大社町における地域情報化の基盤となりうるものであるとい
うことです。現在、島根県においては、県内の幹線網である「しまねフロンティ
アネットワーク」の整備を行われていますが、これはいわば情報の「ハイウェ
ー」であって、地域においては、住民が日常的に利用する「生活道路」の整備
が課題となっています。その意味で、大社町の方が日常的に安く手軽に利用で
き、必要とする情報が受発信できる通信基盤が必要です。岩石さんは、「だん
だんネット」を使って、地域からの情報発信、電子回覧板、電子メールによる
交流などをやりたいと言われていますが、まさに、地域に密着した活用の方向
だと思います。

 次に、地域の情報化を進めるために、私が日頃考えていることを申し上げて、
参考にしていただければと思います。
 結論から言いますと、「地域でしっかりとしたビジョンと計画を作る必要が
ある」ということです。
 よく、市町村の方と話をしていると「地域情報化は必要だと思うが、どう考
え、何をしたらいいのかわからない」と言われることがあります。情報通信は、
あくまで何かをするための手段なので、「情報化のために何をするか」という
ことより「地域の課題解決のために情報通信がどう使えるか」ということを考
えていただきたいと思います。いろいろな分野でこれから何が必要でそれに情
報通信がどう使えるかを検討しまとめたのが「地域情報化基本計画」というこ
とになります。
 国の自治体への支援の在り方も変わってきています。最近の郵政省の地域情
報化施策をご覧になっていただいたらわかるのですが、国で一定の枠を決めて
その中でやっていただくような従来型の補助事業だけでなく、地域で自由に考
えて提案していただく提案公募型のものが増えており、中でも新しい技術を活
用してシステムを開発するようなものは国が事業主体で実施するようなものも
あります。
 こういう中で、結果として、自らの計画を持ち意欲を持った自治体に集中的
に国の支援が入るということになっています。要は、国などが出してくる施策
を待ってどれを採用するか考えるのではなく、まずは地域で計画を持ち、国な
どの支援をうまく利用する、ということがますます重要になってきているわけ
です。
 更に、計画の内容について言うと、必ずしも目新しいピカピカのものを導入
することが良いのではないということです。当たり前のことですが、何かシス
テムを導入するのが目的ではなく、使われることが目的なのですから、その地
域に合ったものを考える必要があります。また、新しく入れることばかりを考
えるのではなく、今あるものを有効活用する。その点で、「有線」はもっと見
直されていいのではないでしょうか。
 いずれにしても、地域の皆様で十分議論をして計画を作っていただきたいと
思います。

 最後に、「だんだんネット」が地域の皆様の手軽な双方向メディアとして活
用され、地域の活性化につながることを期待しています。

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福田卓夫
中国電気通信監理局 電気通信部電気通信振興課
URL http://www.cbt.go.jp
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